手書きならではの暖かさ!ロゴ制作を自作するかプロに依頼するかお悩みの方へ

06ロゴ制作 手書き

あなたの想いをかたちにする一歩として、手書きロゴの制作に注目が集まっています。企業や個人ブランドの印象を決定づけるロゴデザインにおいて、印刷物やWebサイト、名刺などで「自分らしさ」や「温かみ」を伝える手段として、デジタルツールでは出せない手描きの風合いが選ばれることが増えてきました。

 

「ありきたりなロゴでは埋もれてしまう」「オンラインの自作ツールでは納得のいくデザインにならない」と悩む声も多く、自分のブランドやショップにぴったり合ったスタイルを求める人が、修正やカスタマイズ対応を重視して依頼先を探す傾向にあります。

 

とはいえ、ロゴ制作には提案数や修正回数、納品データの形式、納期や費用など、多くの要素が関わってきます。事前に知っておくべき項目や流れ、依頼時の注意点を把握していないと、納得のいく結果につながりにくいケースもあるでしょう。AIデータやPNGファイルの扱い、著作権の譲渡範囲など、見落としがちな技術的ポイントも存在します。

 

ロゴデザインにおける希望のスタイルをどう実現するか、具体的な作成方法や人気のツール、作業工程の流れまでを丁寧に解説します。最後まで読むことで、依頼前に知っておきたいデザイン案の見極め方や、ファイル形式の選択、商用利用で安心できる手順までをしっかりと理解できます。あなたのブランド価値を高めるための大切なヒントが、ここにあります。

 

ロゴ制作でブランド価値を高める - 株式会社SECプランニング

株式会社SECプランニングは、企業や店舗の周年記念やリニューアルに伴うロゴ制作を中心に、お客様のご要望を丁寧にヒアリングし、寄り添ったプランをご提案しております。ブランドイメージを決定づける大切なデザインを、お客様と共に考え、満足いただける形で作り上げます。また、名刺や車両へのマーキングなど、ものづくり視点のデザインも提供しております。デザイン作成からアイテム展開、運用管理まで一貫して対応するVISサービスもご用意しております。

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住所〒103-0023東京都中央区日本橋本町3丁目8−7 東亜ビル 2階
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手書きロゴの魅力と注目される理由

手書きロゴが映えるシーンとは?

 

手書きロゴは、その特有の温かみと個性から、他のどんなデザイン手法よりも「想いを伝える力」に優れています。フォントや図形を使ったロゴにはない、人の手のぬくもりが感じられるこのスタイルは、ブランドや店舗の世界観を強く印象づけたい場面で高い効果を発揮します。

 

新たにブランドを立ち上げる際に他社との差別化を図りたい場合や、地域密着型のサービスで親しみやすさや信頼感を与えたい場面に最適です。個人事業やハンドメイド作家など、自分らしさを前面に出したいケースや、和風・レトロ・ナチュラルといった明確なテーマ性を持つ業種でも、手書きロゴが有効に機能します。

 

個人事業主や小規模店舗においては、顧客との距離を縮める手段として、手書きロゴが持つ“感情の伝達力”が大きな役割を果たします。視覚的にも柔らかく、印象に残りやすい点から、店舗の看板や名刺、チラシ、パッケージデザインなど、さまざまな媒体で積極的に採用されています。

 

属性別でのおすすめの手書きロゴ制作スタイル

企業・士業向けの信頼感重視ロゴ

 

企業や士業においては、手書きであっても「信頼性」「品格」「安定感」が求められます。ロゴは第一印象に大きな影響を与えるため、手書きという柔らかい要素を取り入れつつも、構成や線の太さ、色の選定には慎重さが必要です。税理士事務所や法律事務所、コンサルティング企業などでは、過度な装飾やラフなタッチは避け、整ったレイアウトと筆致で「堅実さ」「知性」を訴求することが効果的です。

 

評価軸 推奨スタイル例 特徴
書体 行書体、楷書体、端正な筆文字 誠実さ、信頼感を与える。柔らかさより品格を重視
色使い 黒、紺、濃茶などの落ち着いた色 安定性・威厳を表現。奇抜な色は避ける
シンボルとの組み合わせ 業種に関連する簡素な図形 天秤、本、建物、羽根など業種象徴があると効果的
文字配置 左揃え、中央揃え 書類や名刺などとの親和性が高く、整った印象になる
使用用途 名刺、契約書、WEB、看板 商業利用しやすいようにベクターデータ化を前提とする

 

手書きというと柔らかくカジュアルな印象を持たれがちですが、表現次第で重厚感や格式を持たせることも十分に可能です。むしろデジタル書体よりも温度のある手描きの線が、「人間味のある企業」「相談しやすい士業」といったポジティブな印象へとつながります。

 

個人事業・ハンドメイド作家に向いた柔らかロゴ

 

個人で活動するハンドメイド作家や小規模なサービス業では、「親しみやすさ」「温かみ」「オリジナリティ」が重視されます。こうした属性において手書きロゴは、ブランドの雰囲気や作家の人柄をダイレクトに伝える強力な武器となります。あえて不揃いな線や、筆圧の強弱が見えるデザインが「人の手で作られた」印象を生み出し、ファンとの距離感を縮めることに繋がります。

 

項目 推奨スタイル 狙える印象
線の質感 ラフな線、鉛筆画、水彩、ボールペン風 やさしさ、ぬくもり、親しみやすさ
色使い パステルカラー、ブラウン系、生成り色系 ナチュラル、フェミニン、ハンドメイド感を演出
アイコン要素 花、動物、食器、植物など 業種に応じた可視性とブランド連想を強化
書体タイプ 丸みのある手書き文字、遊び心のある書体 個性、愛嬌、柔らかい印象を付加
適した媒体 商品ラベル、インスタアイコン、名刺 SNSと親和性が高く、拡散性にも寄与

 

手書きロゴはまさに「顔」として機能するため、個人ブランドにおいては「自分らしさ」を存分に盛り込むことが可能です。自作するケースも多く、iPadやスキャナーを使ってスムーズにロゴ化する方法も定着しています。

 

アパレル・雑貨ブランド向けのラフ系ロゴ

 

アパレルや雑貨ブランドでは、感度の高い若年層や個性重視のユーザーをターゲットとすることが多く、デザインの「独自性」や「一瞬で覚えられる印象の強さ」が問われます。そうした中で注目されているのが、手書きによるラフ系ロゴです。

 

要素 具体的な活用法 得られる印象
文字配置 傾きやサイズをあえて不規則に調整 動き・エネルギー・アート性のある仕上がり
インク効果 にじみやかすれ、スプレー風処理 ストリート系、グランジ系、前衛的なイメージ表現
モノトーン活用 黒単色やグレー基調で統一感を強調 ミニマル・都会的・洗練されたブランドにフィット
アイコン結合 抽象的な図形や手描き記号との組み合わせ グラフィックとの連携でコンセプトを明確化
適用シーン Tシャツ、ショッパー、ステッカー、ECサイト等 商品そのものをブランド表現の一部として活用可能

 

ブランドの世界観を端的に伝えるロゴとして、手書きかつラフな表現は有効です。ルールに縛られない自由な描き方だからこそ、個性や価値観をロゴに落とし込むことができます。

 

自分でロゴ制作をする方法と使えるアプリやツール

紙からスキャンして作成する方法

 

手書きでロゴを制作する際、紙に描いたラフをそのままデジタルロゴとして活用するには「スキャンからのデジタル化」が一般的な方法です。この工程を正しく行うことで、手描きの味わいを損なわずに高品質なロゴデータとして活用できます。とくに、オリジナリティを大切にしたい個人ブランドやアーティストにとっては、アプリやテンプレートでは再現できない唯一無二の表現を実現できる点で有効です。

 

まずは下記の手順で進めることが基本となります。

 

  1. 白い紙にペンやマーカーでロゴを丁寧に描く(線が太めの方が補正しやすい)
  2. スキャナー、またはスマホのスキャンアプリでデータ化する
  3. 画像を補正・加工し、不要な部分をトリミングする
  4. 専用ソフトでベクター化(IllustratorやInkscapeなど)

 

注意したいのは、解像度と補正作業です。300dpi以上でスキャンすること、撮影時に影が写り込まないようにすること、そしてペン先のぶれやインクのにじみをデジタル補正で整えることが、完成度を左右します。

 

iPadやペンタブを使って作成する方法

 

紙からのスキャンよりもスムーズに、デジタルで完結したい場合には、iPadやペンタブレットを使ったロゴ制作がおすすめです。とくにProcreateやAdobe Frescoのような筆圧対応アプリを活用すれば、手描きの風合いをそのままに、直感的かつ自由度の高いデザインが可能です。

 

デバイス/アプリ名 特徴 使用目的
iPad + Apple Pencil 直接描き込める直感的操作。高精度な筆圧感知 スケッチ、着色、清書
Procreate ブラシの種類が豊富。高解像度で描画可能 手書き風ロゴの作画全般
Adobe Fresco ベクターブラシとラスターの切り替えが簡単 商用印刷向けロゴ制作
Clip Studio Paint 漫画・イラスト向けの高機能アプリ 線画、文字、図形の整形
Wacom One PCと接続して使う本格派ペンタブレット 精細なコントロールで清書可

 

この方法の最大の利点は、「最初からデジタルで作る」ためスキャンや補正の手間がない点にあります。Undo機能やレイヤー操作が可能なため、試行錯誤しながらデザインを洗練させやすいのもメリットです。

 

Canva・Adobe Expressを使った制作例

 

手描き風ロゴをもっと手軽に、しかもテンプレートベースで短時間で作りたい場合には、CanvaやAdobe Expressといったオンラインデザインツールが便利です。これらのツールには、すでに用意された「手書き風フォント」やイラスト素材が豊富に揃っており、デザイン初心者でも視覚的に操作しながら簡単にロゴを完成させることができます。

 

項目 Canva Adobe Express
手書き風フォント数 約50種類(Proでさらに増加) Adobe Fontsと連携し種類豊富
素材・テンプレート ロゴテンプレート豊富 写真加工やAI生成機能も充実
操作性 ドラッグ&ドロップで直感的操作 Adobeユーザーにとって馴染みやすい
書き出し形式 PNG、PDF、SVG(Pro) PNG、JPG、PDFなどに対応
商用利用 Proプランでライセンス付属 AdobeIDがあれば商用OKが多い

 

これらのツールを使うことで、手描き風の雰囲気を持ったロゴを「実際に描かずとも」構築できる点が大きな魅力です。ただし、完全なオリジナリティを重視する場合には、テンプレートのカスタマイズだけでなく、自作要素の追加が必要となる場合もあります。

 

ロゴ制作をプロに依頼するメリットと流れ

依頼時の流れと必要な準備

 

ロゴ制作をプロに依頼することで、ブランドイメージを的確に表現し、他社との差別化を図ることが可能になります。とはいえ、ただ依頼すれば満足いくロゴが自動的に出来上がるわけではありません。依頼者自身の準備や進行の理解も重要です。ここでは、スムーズに進めるための全体的な流れと、事前に準備すべき要素について詳しく解説します。

 

フェーズ 内容 ポイント
問い合わせ 制作会社やフリーランスへ相談・見積依頼 対応の早さやヒアリング力も判断基準に
ヒアリング 事業内容やコンセプトの聞き取り ターゲット層、提供価値、競合との差異を整理しておく
ラフ提案 手描きまたはデジタルで複数案を提示 配色・フォント・形状の方向性を比較
修正対応 提案に対する修正希望を提出 何度まで修正可能か、追加費用があるかを確認
最終決定 修正案を反映した最終案の決定 各使用用途に応じた形式での納品を要望
納品 データ納品(AI、PNG、JPGなど) 著作権、二次利用、使用範囲の取り決めが含まれる

 

この工程をスムーズに進めるためには、以下のような事前準備が有効です。

 

  1. 事業概要(誰に・何を・どのように)を明確にしておく
  2. 他社ロゴの中で好き・嫌いなデザイン例を用意する
  3. ロゴを使う予定の媒体(名刺、Web、看板など)をリストアップする
  4. 色やフォントに関する要望があれば明文化しておく

 

納品形式・著作権の取り扱いと注意点

 

ロゴをプロに依頼する際は、納品されるデータの形式と、それに伴う著作権や利用権の取り扱いについても明確に理解しておく必要があります。制作物の権利が誰に帰属するのか、今後自由に編集・使用できるかなど、契約時にしっかり確認しないと、後の運用に支障をきたす可能性があります。

 

ファイル形式 特徴・用途
AI(Illustrator) 元データ。拡大縮小しても劣化せず、印刷物に最適
PNG 背景透過が可能。Web使用に便利
JPG 汎用性が高いが、背景透過不可
PDF 確認・印刷用途向け。元データに近い情報を保持可能
SVG ベクター形式でWebやアプリに最適

 

多くの場合、納品パターンとして複数のサイズ・カラーバリエーション(モノクロ版、透過版など)を含めて提供されることが望ましいです。

 

著作権の取り扱いについてですが、以下の3つのパターンが一般的です。

 

パターン 内容 注意点
著作権譲渡あり クライアント側に権利が完全に移る 契約書に明記が必要
使用許諾のみ 制作側が著作権を保持し、使用の許可のみ与える 再利用・改変・二次使用に制限がある場合がある
共有権利 双方に権利を残す トラブルの元になるため基本的には推奨されない

 

注意が必要なのは「商標登録」を考える場合です。著作権をクライアントに譲渡していないと、商標出願の際にトラブルになるケースがあります。とくにブランドとして長期運用を考える場合は、納品前に必ず権利関係を明文化することが大切です。

 

納品後の編集可否についても確認しておくべきです。AI形式の元データを納品してもらえば、後々文字の差し替えや色調整が必要になった場合でもスムーズに対応可能です。一方で、PNGやJPGだけだと再編集が困難なため、最初から元データ納品を契約に含めることが望ましいです。

 

まとめ

手書きのロゴ制作は、ただのデザインではなく、想いや世界観を視覚的に伝える重要なツールです。フォントでは表現しきれない柔らかさや温かみを持つことで、名刺や看板、Webサイトにおいて強い印象を与えることができます。ブランドイメージや雰囲気を大切にしたいと考える個人や企業にとって、手描きという手法は他と差別化できる強力な武器となるでしょう。

 

制作を進める際には、依頼先のデザイナーの実績や提案内容、修正対応の柔軟さ、納品データの形式なども確認が必要です。納期や費用の見積もりも含めて、ヒアリングの段階でしっかり要望を伝え、どのようなスタイルを希望するかを明確にしておくことで、完成後の満足度は大きく変わってきます。納品後の修正や著作権の扱い、商用利用の範囲など、あらかじめ確認しておきたい項目も忘れずに押さえておきましょう。

 

最近では紙に描いたラフ案をスキャンしてデータ化したり、iPadやペンタブレットで直接描き起こす手法も一般的になっています。CanvaやAdobe Expressなどの無料ツールを併用することで、より完成度の高いロゴを自作することも可能です。ただし、その際も著作権や商用利用の条件に注意が必要です。

 

「なんとなく」で選んだロゴがブランドの顔になってしまう前に、ロゴ制作に必要な知識と準備を整え、自分のビジョンにふさわしい形を見つけることが、ブランディングの第一歩となります。納得できるロゴに出会えるよう、必要な情報をしっかり理解した上で、次の行動に進んでみてください。

 

ロゴ制作でブランド価値を高める - 株式会社SECプランニング

株式会社SECプランニングは、企業や店舗の周年記念やリニューアルに伴うロゴ制作を中心に、お客様のご要望を丁寧にヒアリングし、寄り添ったプランをご提案しております。ブランドイメージを決定づける大切なデザインを、お客様と共に考え、満足いただける形で作り上げます。また、名刺や車両へのマーキングなど、ものづくり視点のデザインも提供しております。デザイン作成からアイテム展開、運用管理まで一貫して対応するVISサービスもご用意しております。

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よくある質問

Q.手書きロゴを自分で作成する場合、どのようなツールや形式で納品すれば使いやすいですか?

 

A.紙に描いたイラストをスキャンしてデータ化したり、iPadやペンタブで作成する方法があります。仕上げはAIやPDF、PNGなどのファイル形式で保存すると名刺やWebサイト、印刷物などに幅広く活用しやすくなります。CanvaやAdobe Expressといったデザインツールを使うことで、デジタルデータとしての整えも簡単に行えます。

 

Q.手書きロゴの依頼ではどのような修正対応が受けられますか?

 

A.通常はヒアリング後にデザイン案を提出し、数回の修正対応が含まれていることが多いです。提案の段階でイメージや希望のスタイルをしっかり伝えることで、納得感のあるロゴ制作が可能です。事前に修正の回数や内容を確認しておくと安心して依頼できます。

 

Q.手書きロゴはどのような業種やブランドに向いていますか?

 

A.信頼感を重視する企業や士業には落ち着いた筆致のロゴが好まれ、柔らかさや温かみを表現したいハンドメイド作家には親しみやすいタッチのロゴが合います。アパレルや雑貨ブランドでは、あえてラフな雰囲気を活かしたロゴがブランドイメージと高くマッチします。事業内容やターゲット層に合わせたスタイル選びが重要です。

 

Q.プロにロゴ制作を依頼する際、納品後のデータ管理や著作権はどうなりますか?

 

A.納品形式はAIやPDF、PNGなどが一般的で、ロゴの用途に応じて使い分けが可能です。著作権については事前に譲渡の有無や使用範囲を確認しておくと、安心して商用利用ができます。商標登録を検討している場合も、データの種類や表記の整合性が重要になるため、デザイナーとのやり取りは丁寧に行うのが理想です。

 

会社概要

会社名・・・株式会社SECプランニング
所在地・・・〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3丁目8−7 東亜ビル 2階
電話番号・・・03-6661-6792

 

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